なつかしいかおり

投稿者: | 2024年10月7日

衝動買いの古本(といってもきれいな本)を読んでいたら、ページをめくるたびにいいにおいがする。古本だとどうしてもちょっとかび臭いような臭いがしがちなのに、この本はいいにおい。
なんかこのにおいは知ってる。なんだった、なんだったろう?
思い出した。
公衆電話ではなく、店先や喫茶店なんかに置いてあった赤電話やピンク電話の送話機側に取り付けてあったフィルターのようなところから香ってくるにおいだ。
ベビーパウダーにも似たようなにおい。好き好きはあろうが私はあの香りが好きだったのだ。
この本はなんでこんな香りがするんだろう。読んだ人の香水か何かのにおいなのかな。そもそもこういう香水があるのかな。
昭和は、まだ私の頭の中にしっかり生きているのだな。

今日は蒸し暑い風がずっと吹いていて気分が悪くて、だらだらと過ごしてしまった。
前線が下がれば調子もよくなるかなぁ。