チュー太郎は1匹だったんだろうか。何となく台所で感じていた「気配」のようなものを感じないので、あの子だけだったのかもしれない。
虫を殺しても心が痛まないのに、チュー太郎が哀れで。
寒くて、ひもじくて、外では暮らし辛いから来たのだろうが、家の中になんか入ってこなければよかったのになぁ。
チュー太郎が出て、台所あちこち掃除してまわったからきれいになった。
昨日は失くしたものを探してあっちこっちひっくり返している時についでに整理整頓と掃除をしたのでまたきれいになった。
禍福あざなえる縄の如し、と言えば大げさだけれど、悪いことの中にちょっとはいいこともある。
年賀状に何も手をつけてない・・・とりあえず、名簿の点検と差出数の把握、はがきの入手だけ済ませたけど。
どうにかなる。きっとなる。
夕方「こころ旅」を見ていて、渡辺謙が読む正平さんにむけて書かれたお手紙に泣けて泣けてしかたなかった。
まさか死んじゃうなんて。
・・・「オレもう卒業するよ」なんて言ってこころ旅の番組が終わって、それからときどき役者の仕事をテレビなんかで見て、だんだんフェードアウトして、ある日ちょこっと訃報をネットなんかで知って、正平さん死んじゃったんだ、もう10年位前、こころ旅すごくよかったよね、なんて夫と話すんだと思ってた。
なんでみんないなくなっちゃうんだろう。