母の祟り

投稿者: | 2025年8月17日

お盆を過ぎると暑さが落ち着くものだから、例年なら今頃ホッとしているところだけれども、今よりも来週の方が暑くなるらしいので、はっきり言ってもう無理だ。限界だ。
いつも冬はウツすれすれで過ごすが、今の感じはやっぱりウツすれすれで、夏季ウツというのもあるんじゃないかと思う。
暑すぎるとやっぱ脳はバグるんじゃない?

今はコロナも極大期で、お盆の人出もあるから混んでいるところにはいかない。買い物もそそくさと済ませてほぼ家。これもウツに拍車をかけているのかもしれない。

今日は朝の内から買い物に行った。ベーカリーに寄ってお昼用に調理パンを買った。
お昼を食べてちょっと寝て、晩御飯の支度をして水やり。で、一日終わり。
夜はべらぼう。
親切でお乳をやって殺される。そういう理不尽はいやというほど知ってる。余計につらくなる。

母は乳飲み子の時に祖父の郷里の長野に疎開していて満足に食べ物を与えられず「この子は育たない」と言われたそう。
戦後深川に戻ってきて、祖父は寝ついてしまったので幼児期も飢え、学童期も欠食児童で(学校の昼時に皆が弁当を持ってきているのに母はなかったとか)、だから大人になって自分で所帯を持って生活が安定し出したころから、とにかくおかずをたくさん作る人になった。
親子4人家族なのに天ぷらを大皿3枚に山盛り作ったりしていた。食べきれず、3日目くらいにそのてんぷらを煮つけて食べて食あたりを起こしたりした。
晩年、再婚した父によく文句を言われていた。食べきれないほど作るな、と。
私もそういうところを継いでいて、結婚したらやっぱりおかずをたくさん作った。
だから夫がメタボになったのだろうと思う。
今、夫は頑張ってダイエットしているのだけれど膝を壊してしまったから運動量が圧倒的に足りない。このところちょっと痩せてきていたのに停滞期。
まあ、がんばれ、夫。
私を恨んでもいいけど、母は許してやってくれ。


2コ目のタカサゴユリ。