スーパーラッキー

投稿者: | 2011年7月26日

奈良には、「ラッキー」という名のスーパーがある。
が、それは別に関係ない。

火曜日は近くの百貨店系スーパーKの特売日なのでほぼ毎週買い物に行く。
ウチの夫の勤め先の店舗も目と鼻の先にあるが、残念ながら夫はそこで買いものをするほどたくさん給料をもらってきてはいないのでなぁ(特別高いわけではないが特別安くはないのだ)。

いつも特売スーパーは大混雑だ。

このスーパーでは主に肉類(100g99円!)と塩干類と日配品とたまに野菜を買う。
今日は珍しく、100g49円の鶏の手羽元があったので2パックお買い上げした。
らっきー♪
犬のスープを作るのに毎週6本の手羽元が必要なので安売りのときに冷凍庫にストックしておくのだ。

他に合びきミンチとか分厚い豚テキ用2枚とか豚肩ロースかたまりとかはんぺんとか黄色いパプリカとか地場産水なすとか菓子パンなど買った。計2306円也。

さてお会計じゃ。

いつもレジは長蛇の列でうんざりすることも多いのに、今日は早めに行ったので少し空いていた。しかも、死角にでもなっていたのか一番端っこのレジが今会計している人以外誰も並んでなかった。
うーーらっきー♪
しかもものすごくスピード感のあるレジ打ち(打つといってもPOSだから通すだけだけど)であっという間に会計終わった。

そして、商品を袋に入れるのに空いてるところを探すのにいつも難儀するのに、今日は私の前にあった台は誰もいなくて貸切状態だった。あんまり人に近くによって欲しくない私としては大変気分が良いことであった。
またもや、らっきー♪

…なんとささやかな運のよさであろうか。

スーパーを出てバイク置き場に戻ろうとすると有線のインストゥルメンタルが流れてきた。
「ずっと好きだった」
テレビやラジオではもう本人歌唱のこの曲をむやみに流せないんじゃないだろうか。でもスーパー御用達の、クラリネットかなにかで主旋律を奏でているお手軽なBGMとしてなんのひっかかりもなく流されちゃったりしてるんだな。
どうしても
「ずっとウソだったんだぜ~」という歌詞が先に思い浮かんでしまうのだけれどね。

そして、また、こういうバカみたいにちっぽけなラッキーを喜んでいる自分の幸福を後ろめたく思うのだった。