不幸のズンドコがいい味出してる。
(「不幸のズンドコ」というのは我が家での富司純子の呼び名。なぜそう呼ぶのかは有名なエピソードがあるので割愛)
大阪弁がとてもキレイ。
舞台は、モロdeep southだから、ふつうでいったらかなりキタナイ大阪弁が出てきそうな感じなのに、ちゃんと年取った人のキレイな大阪弁を聞けて耳が心地よい。
そう、ちょうど、「じゃりン子チエ」に出てくるヨシエさんがしゃべってるような大阪弁。
うん、じゃりン子チエに似てるんやな。
主人公は20歳に近いけどずいぶん子どもっぽい。でも、気持ちは優しく、トシ不相応の思いやりを持ってる。
チエちゃんに似てる。
ばーさんはおばあやんやおかあはんに似てる。
台所仕事をしている立ち居振る舞いがサマになってる。
ホンマにオバチャンなカッコをしてるのにそれをあの富司純子が着こなしている。
主人公を見るよりばーさんを見るのが毎日楽しみなてっぱん。
(でもともさかりえとその姉の新潟言葉はたぶんずいぶん違うのだろうな、と想像した。お国言葉って難しいよなぁ)