生石高原拾遺~あらぎ島へ

投稿者: | 2016年10月1日

アレルギーで生石高原を早々に去って、すぐさま有田川町の温泉に向かいたかったのだが、まだ日帰り温泉は営業時間前。
帰り道に時間があれば寄るつもりだった有名な棚田のあらぎ島に向かう。
 
・・・とその前に。
 

生石高原の駐車場にいた、生体草刈り機のすみれちゃん(ヤギともいう)。
なんと、アザミまで召し上がる! 

駐車場から車を出すとすぐに「ツキノワグマ 太郎と花子の家」という看板があった。
生石高原でクマが飼われているというのをネットで見ていたので見物に行くことにする。
 

いた!花子ちゃん。
太郎くんは飼育舎の後ろの方で寝ていた。
 

太郎と花子についてはこちら
 
おりの中の暮らしはかわいそうだけれども、紀伊半島でこの子たちを放せば、この子たちの親のように撃たれてしまう。
仕方ないんだよね。

人懐こそうな、穏やかで悲しげな眼だった。
 
太郎と花子の家を後にして、ゆるゆる山を下る。
 

アサギマダラがいた。

途中う回路などあって迷うがなんとか国道まで出てあらぎ島にたどりつく。
日本の棚田百選、国の重要文化的景観、なんだそうだ。
詳しくはこちら(Wikipedia)
 

展望台から見た景色。湾曲している川は有田川で、有吉佐和子の小説の題名にもなっている。私はかなり好きな小説だ。
もう稲刈りが始まっていて、稲刈り機ではなく、手刈りで立ち働いていらっしゃった。
 
あらぎ島も早々と辞して、温泉に走り、全身の花粉をざぶざぶと洗い流した。