生石高原リベンジの巻その2

投稿者: | 2016年10月19日

さて、その1の続き。

生石高原には硯石湿原という湿原があって、高地の湿原を住みかとする植物に出会えるのだが、ホームページからダウンロードできる地図を見ながら、湿原は後回しにしてムラサキセンブリに会いに行った。


ブログなど参考にしながら、ムラサキセンブリがあるだろうと目星をつけていた場所。


ヒメヒゴタイの花。各地でレッドデータ入りしているお花。


そして・・・


ムラサキセンブリ。センブリよりも花が一まわり大きい。


センブリとの違いは、花色や花の大きさ、背の高さ、茎の濃色などあるけれど、花の中のヒゲ様の付属体の下に蜜腺が見えないのも重要な点らしい。

またまた地図を見ながら登りの道を進む。いったん山頂近くまで出て、硯石湿原へ。
 

ススキに囲まれた湿原に木の橋が架けられていてその上を進む。
 

写真に撮れるものはこんな咲き方のものしかなかったのだが、シオガマギク。
きれいに咲いているものはみんな他の草に隠れていて撮れなかった。
 

ウメバチソウ。木の橋のすぐ下に咲いていたのでクローズアップで撮れた。
こんな美しい構造をしているなんて!

他に、リンドウや、咲き残りのアケボノソウ、小さなサワヒヨドリなどあった。
 
山頂広場に戻るとススキ目当ての行楽客がいっぱい。向こうに見える駐車場は満車のようだ。
 

空も晴れてススキが原がまた美しい。
 

広場の隅にまたリンドウが。
 
人も多くなってきたのでまだ12時過ぎだったが下山することにした。
生石高原、堪能した。