昨日は、ちょっと遠征して、奈良の北はずれと大阪の接するあたりの公園へ。
駐車場からウソがいるという広場までてくてく。
その広場の、アキニレの木の実やアジサイの実を食べにいろんな鳥が来るらしい。
広場に着くと、鳥活人たちが横一列に大砲を並べていた。
ウソさんは早い時間にはきていたが去ったらしい。しばらく待つことにした。
すぐそばに、ルリビタキの若いオスが。人を怖がらないでずっとそばにいる。たぶん、ここでウソ待ちをする人たちが餌付けてしまったからだな。催促するようにそばに寄って様子を見たりする。
横のアジサイの植栽にベニマシコさんが来た。遠くてこんな写真ばっかり。
そうしているうちに、口笛を吹くような物悲しい声が。鳥活おじさんたちが「ウソや」と教えてくれた。
はじめ、アジサイの茂みの中に飛んで入って、それからアキニレの枝先に飛び上がってアキニレの実を食べていた。
ウソ子さん。これは最初に止まったところのものを撮ったのだけれど、あとは枝の中とか遠いところとかに止まったものばかりでうまく撮れず。オシャレなウソ男さんの写真も撮れず。
しばらくして鳥活人を後に公園の中をうろうろしに行く。もう1種、出会いたい鳥さんがあったので。
池の周りの松の木を探すが、なかなか会えない。
ところが、会いたかった別の鳥を夫が見つけた。
ルリビタキのオスの成鳥。私は去年写真に撮ったけど夫は撮れなかったので会えてよかった。
別の松の木のところを探していたら、鳥活人が大きな松の木の下で大砲をかまえていたので便乗させていただいた。
恐ろしいほどの枚数の写真を撮ったのだが、いかんせん私のレンズでは遠いので写真はボツ。
合間にイカルさんを発見。松の木には、他にシジュウカラやヤマガラがいっぱい来ていた。
松の木を後にして道を戻る。モズ男とモズ子に会う。至近距離のメジロさんにも。
往きに通らなかった遊歩道に足を進めようとしたら、スギの木に小さな鳥が・・・
松の木にいた子は遠すぎたけれどこの子はほんの近く。うれしい!
また広場にちょっと戻ってみた。鳥活人はほとんど去ってちょっとだけ。3時ごろになって林で日陰になっていて寒い。
しばらくベンチに座ってウソを待ってみることにした。
10分もしないうちにまたあの物悲しい口笛が。定位置でスタンバイ。
待っている間にベニマシコさんが来たのだけれど、後ろ姿しか撮れず。でもこれまでで最接近。
ウソさんたちがまたアジサイの茂みに飛び込み、水たまりの水を飲んでからアキニレの梢にとまった。全部で5羽。でも遠すぎるのと逆光なので撮れない。そうしているうちにもう1羽。それがウソ男さんだった。綺麗な色はわかるけれどやはり撮れない(撮るには撮ったけれどヒドイ)。
ゆっくりゆっくり歩いて、アキニレの木の裏側に回った。少し坂になっているので梢に近くなり、順光なのでちょっと写真が撮れた。
そうしているうちに、アキニレからウソさんたちが飛び立った。と、隣の裸木の梢に。
遠くて「枝かぶり」だけど、ウソ男さんらしさが解る写真が撮れた。
3時を回ってどんどん冷え込んできたので鳥活これにて終了。
いろんな鳥さんに会えて実り多き1日だった。