3月11日、十津川方面へ行ってきた。
今年の冬は寒さが異常だったのであちら方面へはノーマルタイヤではなかなか行けず、このところの高温で大丈夫だろうと踏んだので。
お目当ては、オシドリを見るのとバイカオウレン。鳥活兼花活である。
10時前にオシドリの観察ポイントに到着。
だが、川の水は泥色。そして水鳥は影も形も見えない。
水面からはかなりの高さの集落の道路からオシドリを探していたのだが、道の傍にこんな碑が。
この日は東日本大震災から7年目だが、同じ年の9月にこの十津川も大水害にあっていて、すぐそばの十津川(河川の)にかかる折立橋は落ちてしまったのだ。
今でもまだ見つからない行方不明者が。
水量も多いし、水の濁りがひどいのでオシドリはもう見られないのかなぁと思い移動しながら川面を見るけれどやはり見られず。
諦めて花活に切り替え。
バイカオウレンは、ユキワリイチゲの咲く滋賀県の自生地の近くで自生のものが見られる場所があるらしいのだが、去年の夏の終わりにこの十津川のある場所でどうもそれらしき葉っぱを見かけていたので、お花も見られるかも?と。
ネットの情報では、村内にものすごい群生地があるらしいのだがはっきりとした場所は不明だし、路面の状況もわからないので、そちらは後回しで。
実は去年歩いた道から別の道に踏み迷ってこの場所を見つけた。花の写真を撮ってから元の道に戻って、去年歩いたほうへ歩きなおしてみたら、その時にたくさん見た葉っぱが見当たらず、道自体も土砂がはがれてなくなっている(おそらく何度か来た台風で)ようだったので、道を間違えなければバイカオウレンに会えなかった。めぐりあわせに感謝。
お昼を過ぎたので・・・
道の駅でおそばを食べた。去年食べてとてもおいしかったので。ツルツルシャキシャキで美味。
大群落の方を探してみたかったけれどとりあえず温泉に入ったり(滝の湯)していたらそこそこの時間になってしまったのでバイカオウレン見られたからまあいいか、ということにして、帰路。
帰りはちょこっと、フクジュソウの自生地に寄って帰った(それはまた次回)。