昨夜は「僕らは奇跡でできている」を見ていたら寝るのが遅くなってしまった。
それでも、朝は4時過ぎに目が覚めてしまうので困る。どうしても早朝覚醒してしまう。
夜はしっかり眠らないと血糖値も下がらないのにな。
本の返却に図書館へ行く。予約した本とその他借りてきた。文庫化されていない「ルドルフといくねこくるねこ」も子ども向け書架から借りてくる。
星野源がダヴィンチの表紙で持ってた「真実の10メートル手前」という本を予約して借りたのだが、その主人公の前日譚の「さよなら妖精」という本も借りてきて、「ルドルフ・・・」を読み終わった午後から読み始めたが最初退屈で眠くなってしまって1時間ほど寝た。
米澤穂信の本は「満願」が面白かったのでまた読みたいと思っていたので、星野源との対話を読んで渡りに舟と借りてきた。昼寝後、夕飯の支度や母との定時連絡の後また読みだしたらだんだん読み進められるようになってきた。
高校生が、現状に満足している故の夢や望みを持つことに対する諦念に縛られている様、それが、同じ時代に生きていながら紛争を抱える多民族国家に生まれ新しい国家のありかたを模索する人生を歩もうとしている異邦人に触れることで、自分にもできることを探す道というものがあるのじゃないかと思い始める(まだそういうところまでしか読んでいない)というのが、私よりずっと若い人の持つ感覚であり書くものであると強く感じる(2005年に書かれたものらしく当時筆者は26歳?)。
今のこの社会も、私は自分の重ねた歴史からみる見方から逸脱することはできないけれど、星野源やこの筆者たちの世代からはかなり違う見え方がしているんだろうな。
ボロボロな日本だけれど、なんとか、なんとかうまくやってほしい。文化を作る人たちには大事な責任があるのだ。