母の具合を心配して朝から電話をしたのだが、毎月朔日に飲む骨粗しょう症の薬ビスホスホネート剤を忘れずに飲んだのはいいものの、飲んだ後30分は体を横たえないようにするのを忘れてしまっていて、横になって眠ってしまったらしい(胃で溶けてそれが食道に逆流するとびらんや潰瘍を起こすらしい)。
つい声を荒げてしまった。来月は忘れないようにと念を押し、胃の調子のおかしいことがあったらすぐにお医者に行くように言った。
宅配の荷物が朝から来るので待ちながら、庭の枯れたシランやギボウシやユリの葉を片付けたりしていたのだが、作業をしながら、忘れたことを怒られてももう過ぎたことだからどうにもならないのだし、忘れるということも好んでするものではないので次をどうするかを考えるべきなのだ、などと思案していた。
お昼に母に電話をしたら胸やけもむかつきもないようで、よくよく聞くと20分くらいは横になっていなかったようなので何とか無事だったのかもしれない。昨日しんどいと言っていた胸の痛みも今日はましなようだった。買って行ったパンを朝と昼食べておいしかったそうだ。
お昼前に宅配便が来たので荷物を受け取り、お昼を食べてから買い物に行った。「ROKIN’ON JAPAN」の1月号に用があったので。
結局私は、文筆家としての星野源も、俳優の星野源も評価してないけど、音楽を作る人としては(作詞家としてはこの人にもっと語彙があったら、と強く思っているが)めちゃめちゃ好きなんだな。
だから、次のアルバムのことを語ったという何ページかの文章のために大枚の710円を払ってしまうのだった。近所のショッピングモールの本屋ではラストの1冊だったので(ロキノン自体そもそも3冊くらいしか入荷しないんじゃないか?)間に合ってよかった。
100均でタイルシートを買って、洗面所の窓枠の木部に貼った。前から汚くて気になっていて、タイルシートを貼ろうと思っていたのだけれど白系の細かいタイルがいいなと思いながらそういうのがなくて、今日初めて見かけたので。
題名に惹かれて図書館で借りた「瑕疵借り」という本を半分読んだ。賃貸物件にまつわる短編でもっと怖い話だったらどうしようかと思ったけれど、ちょびっと社会派ハートウォーミングな感じでなかなか良い。
今日はなんとか、帳尻のあった一日だったのかな。
平城宮跡で出会ったオオジュリン。初めて見た鳥。
葦の髄にいる虫を突っついて食べているのか、パチパチとあちらこちらで破裂音がしていてにぎやかだった。