またやってもた(その2)

投稿者: | 2019年9月27日

つづきものなのでこちらを先に読んでね。

夜7時くらいになって、ブルーレイレコーダーがやってきた。ちょうどNHKBSプレ「こころ旅」のとうちゃこが始まったころで、これは夫と見るために録画しているので、古いレコーダーの最期のお仕事となる。
朝の「こころ旅」も録画したのだが「おしん」「なつぞら」からの流れでテレビをつけながら(録画できるだろうか・・・?)と案じて見ていたらちゃんと録画を始めた。
とうちゃこ版もちゃんと録画を始めたのでテレビを消した
撮りそびれのないことはうれしいのだが、こうしてちゃんと録画できてみると、買い替えは早計だったのかと後悔するような気分にもなる。

晩ご飯を食べ終わってから取り付けをした。
テレビにはHDMI入力端子が3つついているので、旧レコーダーがついていた1番目の端子に新レコーダーを、2番目の端子には従来通りAmazon Fire Stickを、3番目の端子に旧レコーダーをつけることにした。旧レコーダーは録画予約は失敗するけれどDVDを見たりはできるので、大量に焼いてファイナライズをしていないドラマや映画のDVDを見るのに使おうという算段。
すぐに配線もできたのだが、旧レコーダーにはアンテナ接続がないので電源を入れてテレビで見ると「アンテナが接続されていません」というようなメッセージが当たり前だが出る。これが何か嫌だったのでちょっと思案したところ、台所のテレビ(ブラウン管テレビに5000円くらいの地デジチューナーをつけたもの)のアンテナを旧レコーダ経由にすればいいのだと思いつき、やってみたらちゃんと映るし、台所のテレビの利得も減衰せず、なんかすごく便利になった気がした。

最近の電化製品の例にもれず、新しいレコーダーには分厚いトリセツがついていない。簡単な冊子のみついていて、詳しいことはweb上のPDFをダウンロードせよというので、ググってみたりしていたのだが、BS番組の録画についてテストしてみよというようなページに行き当たった。
BSアンテナというのは受信するのに電力の供給が必要で、受け手の家電側からその電力を供給する仕組みになっている。だから、受け手側から電力が送られないと受像することも録画することもできない。
購入したブルーレイレコーダーの機種は初期設定が電力を供給する仕様になっているのだが、それがちゃんと機能しているか確かめるために、テレビを消した状態でBSの予約録画が行われるかどうか、近接の番組の予約を取ってみよ、とそのページにある。
で、試してみた。ちゃんと録画できた。ああ、よかった。

・・・え?ちょっと待ってよ。

旧レコーダーで録画できないのって、BS番組じゃなかったっけか?
関西ではこの頃深夜の時間帯に不定期でドラマ「WATER BOYS」の再放送をやっていて、ほんのちょっぴり出てくる星野源のために録画予約をしているのだが、これがなぜか毎回確実に録画できる。関西テレビ(地デジ)の放送だ。
それから同じく深夜に放送された映画「ひろしま」もちゃんと撮れてた。これはNHKEテレだった。
撮れていないのは留守にするからあるいは深夜だから見られないと録画予約した、「おしん」とか、映画「野火」とか、「盤上の向日葵」とか「こころ旅」とか、みんなBSだ・・・
つまり、「BSの番組をテレビがついていない時間帯に録画予約したもの」が録画失敗している。

旧レコーダーの電源を入れて、トリセツ(これは10年前の機種なので分厚いトリセツがついている)をめくりながら、BSアンテナケーブルへの電源供給の仕様を確かめた。
・・・「切」になってた。
何となく覚えがあった。
アンテナ設置をしたときにテレビとレコーダーとそれぞれ受信レベルを確認していたのだが、何かの拍子に電源設定の画面を呼び出してしまい、深く考えずに「切」に変えたような記憶がある。
つまり、つまり、旧レコーダーは全然壊れたりしてなかったのだった。
あーーーー!やってもたーーー!!!
全然買う必要のないものを、それも物入りの時に高額なものを、自分の考えなしの失敗のせいで買ってしまった。あーーアホやーーーー!!

でもまあ、これで我が家の録画視聴体制は大変盤石なものになった(BS×2、地デジ×3、あわせて3チャンネル同時録画可能)し、ブルーレイが使えるようになったし、HDD容量も増えて、しかも新しいレコーダーは便利で早くて使いよさそうだし。
そのための出資をしたと思ってなんとか自分をなだめよう。トホホ。

昨日の朝(つまり新レコーダーが届いた翌朝)、旧レコーダーで録画した「こころ旅」の朝版ととうちゃこ版を朝食を食べながら見た。
機嫌よく朝版を見終わった後、とうちゃこ版の録画の再生を始めたら、最初の1分くらいのところで突然画面が真っ暗になり音もしなくなった。え?なんで?なんで?
・・・皆さんにはお分かりですね。
「朝版」はテレビをつけたまま録画したので、テレビ側からBSアンテナに電源供給があり最後まで録画ができた。「とうちゃこ版」は録画が始まったのを確認してからすぐテレビを消したのでアンテナに電源が供給されず受像できず録画しなかった。
「BSアンテナには電源供給」、ここ試験に出ますよ!(爆笑)


蔵出し。馬見丘陵公園の9月のはじめの、リコリス・スプレンゲリ?とオミナエシ。