私は鉄道に詳しくはないのだけれど、昨日近鉄電車の「鮮魚列車」が最期の運行だったり、今日山手線に新しい駅ができたりするところを見ると、春のダイヤ改正というのはどこでも今日なのだろうか、と憶測するのだ。
それで、近鉄電車も上本町名古屋間に「ひのとり」とかいう新しい特急が今日から走っているそうで、テレビのニュースで見たりした。
「ひのとり」の車体はなかなかにカッコよく、私の様にただ電車乗るのが好き、という非ヲタにもそそられるものがある。
今朝夫は、「今度、ひのとり乗って名古屋行こうな。名古屋行ってひつまぶし食べよ」と言っていた。
この頃テレビで何か見て「ここ行こうな」「食べよな」などというのが私たちのブームである。twitterで毎朝つぶやく「今日思い描いている近い未来の小さな望みがかないますように。」というのはこのこと。
夕方、ニュースでこの「ひのとり」のことをやっていた。乗客のインタビューが流れて、その最後に、男の子が「名古屋に行ってひつまぶし食べたい」と言ったので、「小学生並みかーーーい!」と夫にツッコんでおいた。
これが今日のおかしかったこと。
夫は給料が安くなる代わりに責任も減るだろうから、がんを治して、暇を見つけて小さな旅行など行けるようになるだろうな、なんて思ってた。
今は、職場復帰もかなわぬし、馘になるかもしれぬし、馘にならずともこれから来る不況に人員整理されるかもわからぬし、今ドロドロと溶けている年金をもらえなくなるのかもしれない。
こんなことになるとは思わなかったが、今は日本中、世界中、そんな人たちばかりだろうから、寂しくはない(とほほ)。
まぁ、日本ほどひどい国もそうはなかろうが。