みえない

投稿者: | 2013年8月11日

ずっとまえ、友だちの家に遊びに行った時、犬の話をしていたら、友だちの連れ合いの人に、「○。ちゃん(私のこと)犬とか好きやったんやなぁ、そうは見えなかったけどな」と言われたことがある。

へぇーーー、と思った。
自分では自分の犬好きというか生き物好きは全く疑う余地のないことなので、私のことを私よりも知らない他人が私が考える私と全く違うものと私を見ているということが意外だった(いや当たり前のことなんだけどね)。
じゃあ、どんな風に私は見えているのよ、犬を見ると殺して回るようにでも見えてるのかよーー・・・などとは別に聞き返しはしなかった。

私のことを知らないくせに、知ったかぶりをしないで欲しい、という、これは怒りだ。うむ。

その友だちに、「これは○。ちゃんが好きそうな映画だよ」とある映画を紹介されたことがある。
そのときも正直ちょっとイラっときた。
私のことよく知らないんだろうになんで私の好きな映画がわかるんだ?・・・とは言いはしなかったのだけど、それからその映画がテレビでやったりレンタルビデオ屋さんでタイトルを見かけたりしても、もう完全に敬遠している。
見てしまって、ホントに好きな映画だったら癪だし、全然好きな映画じゃなかったら、ああやっぱり友だちは私のことなんてわかってはいないんだと知ることになってしまうから。

ブログをこんな風に書いたりするのは、誰かに、「私はこんな風に考えるんです。こんなことを思っているんです」って知ってほしいから、わかってもらいたいから、なんだけど、でも、ネットの向こうの、私の知らない人にわかってもらっても仕方ないっちゃ仕方ないわね。
それよりは、知った相手に、ちゃんと、自分のことをわかってもらう努力をするべきなんだけど、それはできないんだなぁ。
どうしてできないかは、また今度書きます。