夫が水曜日に、星野源の「Stranger」というアルバムを買ってきてくれた(中古)。
中の「化物」と「夢の外へ」を聞きたかったのだけれど、11番目のトラックのこの「知らない」を聞いて、まるで3月5日のあの明け方のことのようで、夫と二人、嗚咽が止まらなくなった。
也々の亡くなった瞬間をとどめておくことはできなくて、今日で294日も経ってしまって、でもまだまだ私の先に知らない時間がたくさんあって、いいことも、わるいことも、いろんな時間を迎え送っていくんだろう。
あの時、時間がどんどん去っていくことが、也々からどんどん遠ざかっていくことが辛すぎて。
也々の死がなかったら、星野源の「SUN」を聞いても受け取るものはほんの軽いものだっただろう。「SUN」を聞くことがなかったら、「Yellow Dancer」の中の「ミスユー」や「口づけ」や「夜」を知ることもなかったろう。
絶望を連れて、物語は続く。私の先に、知らない景色が続く。
追記。↑のYouTubeのPVの4分30秒あたりで出てくるコンビニの右隣には、私の通っていた保育園があります。懐かしい佃。懐かしい相生橋。