今日は朝食後、夫の出勤までの間に歩いてこれた。日の出が遅くなったから日ざしもなくて、気温もしっかり下がるようになって、イネの花も終わったからもとの農道を暑くもなく歩いてこれた。
田んぼでは期間限定レストランでスズメが大騒ぎ。上手にイネの茎に止まって召し上がっていた。
夫が出勤してから中抜けで帰ってくるまでに隣家に張り出していたクロガネモチの剪定をした。上を見上げるから頚椎症の首は痛いし、高枝切りばさみで太く育った枝を切るのにはポンコツの右手親指が言うことを聞かないのだが、なんとかミッションクリア。剪定クズを袋詰め。
今度はイヌマキの剪定もしなくちゃだが、ちょっと数日休んでから・・・
そうしているうちに夫帰宅。
お昼は焼きそばを作って食べさせた。
夫再び出勤して午後、雨が降るという予報だったから早く干して乾いた洗濯物を取り込んで片づけて、お茶を沸かして冷やしたりといつものルーティンが終わって、やれやれとPCの前に座ったら晴れているのに突然どんがらがっしゃーーんっっ!!と雷落ちる。何故に?
慌ててPC落とす。
ああいう雷は怖いんだよね。大学のグラウンドで雷落ちて亡くなった学生がいた。あの時も確か晴れていた。
昨日は明日香で買ってきた栗をむいて栗ご飯にしたんだけれど、栗をむいていたらまた父のことを思い出してしまった。
母が死んでからずっと配食のお世辞にもおいしいとは言えない食事を毎晩食べていて、私が作るときにはお金はさしてかけなくても季節感のある父の好みに合った食事をと通ったけれど、死んでしまえばもっとおいしいものを食べさせたかった、毎日あたたかい食事を食べさせてやったらよかった、とできなかったことばかり数えてしまう。
ごめんね、おとうさん。
もうほんとに何十年ぶりか、という、自生のミヤマウズラに出会った。
最後にあったのは、奈良県平群(へぐり)町の、長屋王の墓のそばにあった林で、そこはすぐに造成されて住宅地になってしまった。それ以来山野草店や山草展示会などでは見ても自生のものは絶えて見なかった。