おわかれ

投稿者: | 2023年4月3日

昨日夜になって、坂本龍一の訃報が流れた。
良くない状態であろうということは想像できていた。だけどいざ亡くなってみると思った以上にショックで。
坂本龍一にことさら入れあげていたわけではないけれど、毎週サウンドストリートを聴いていたし、私の青春に欠かせない歌を創った人たち、矢野顕子と大貫妙子は、坂本龍一あってのアーティストだったのだから。
2016年からずっと私は生と死の間をグルグルさまよっているような心持ちで、60歳近くというのは若い時に出会ったいろんな人と別れる季節なのだとわかってはいても、やはり深々と辛い。

人というのは、この季節を越えて、自らの老いと死を粛々と受け入れるようになるのだろうけれども。

ネットで大貫妙子のコメントを読んだ。お別れができたらしい。よかった。

庭仕事を頑張らないと、と思っているのに、ヤル気スイッチが手の届かないところにあるみたいで、今日もグダグダしてしまった。
昨日、まほろばキッチンでたけのこを買ってきたので、今夜は鶏肉と煮た。初物を食べてせいぜい元気をつけよう。
手の方は、親指の根元から手首まで相変わらず熱を持っているのだけれど、親指の根元の腫れは心なしかひいた。でもまだ、左手に比べるとシワが無い。

そうそう、新しい朝ドラをちゃんと座って見た。
オープニング、嘘くさい寒蘭が出てきたけれど、私なら並みの青花にするな。
ちゃんとした人が監修をしていても、映像は素人が作るのだから「映え」が優先になって、ウソになっちゃったりしかねない。
イケズだから、「植物警察」やります。
「ボタニカ」という本を夫が買ってくれて途中まで読んだんだけれど、牧野富太郎があんまりクズ過ぎて読み進められない。どんなに植物が好きでも、どんなに努力家でも、あの手の人はダメだ。


昨日移動中に見た大きなハクモクレンの木。山間部なのでウチの方より3週間は遅いようだ。桜と梅とハクモクレンが一緒に咲いてた。