正平さんの行ったその先へ

投稿者: | 2019年5月7日

不自由な大型連休も終わったところで夫の休みなので、しかも天気予報も気温は低いながらも晴れだというので前々日から酷道309の行者還トンネルあたりをドライブすることに決めていた。

午後の用事ができたので早く出発し早く帰ってくるつもりで、朝はさすがに山の上(標高1100m)は冷えるだろうとダウンジャケットは持っていく。
大淀町あたりで5℃、天川村に入ると川合のバス停前で2℃。ナメゴ谷ではもう桜は終わっているという話だったのにバス停から見える桜はまだ咲いている。
トイレを済ませてからみたらい渓谷方面へGO。
対向できない道の荒れた酷道を注意深く進んで大峰奥駆道のある尾根の見えるあたりまで進むと・・・


雪ーーーー雪ーーーーーー!!!
5月ですよ。前日の雨雲が通ったとき、ここらは雪だったんだ~~
余りの寒さにジャケットの中にダウンを重ね着する。


すぐ下は桜が咲いてるのに・・・


ミヤマキケマンが咲いてた。

309沿いのトリガタハンショウヅルを探すのだけれどない。花時期を逃したのか?それでも咲き残り位あってもいいのに。
探しているうちに弥山・八経の登山口がきてしまった。そのまま行者還トンネルを通り過ぎる。
東口に車を止めて少し歩く。

一の垰(たわ)への登山口が通行止めになっていた。近寄って見ると、砂防ダムの下がごっそり崩落してコンクリートもおおきな蛇腹の金属の管もぐちゃぐちゃになっている。ものすごい大きなトチノキがあったのに見当たらない。
去年の台風があんまりひどかったのでそれからこちら方面には足を踏み入れなかったのだけれど、やっぱりものすごい被害だったんだ。

歩こうと思っていたところが歩けないので仕方なく、ターンしてまた天川方面に下っていく。
帰り道も探すのにやっぱりトリガタハンショウヅルはない。2か所くらい崩落して巨大土嚢を積んである場所があり、また大規模改修してある部分もあったのでもしかするとそこに生えていたのかもしれない。となるともう会えないのか。

物足りないのでいつもの秘密の場所へ。
コケリンドウ目当てだったのだけれど全然見当たらない。去年はあったのに・・・
道もすごく荒れてルートが変わってる。


ツクバネソウ。


これなんだろう?


ミヤマハコベ。


足元からふと目に入ってきたもの。なんでだろう?きっとまた也々が教えてくれたんだ。
去年は気付かなかった。フデリンドウだ。葛城山で会えなかったから会えてうれしい。開いてなかったのは残念だけれど。


これは、もしかして?と思い写真に撮って家に帰ってから調べた。ウメガサソウだ。去年の実が付いたままで、横から今年の芽が伸びるんだなこの人は。
6月の終わりごろかな?お花が咲くころに会ってみたいな。